二十四節気 第十五番目 2024年9月7日(土)〜9月21日(土)
白露とは、草木に朝露が宿る頃、白く輝くように見える時季をいいます。夏から秋への季節の移ろいを感じるのがこの季節となります。朝夕の気温がずいぶんと涼しくなってきました。
七十二候
第四十三候 初候 草露白(くさつゆしろし) 9月7日〜9月11日
朝晩の気温が下がり、草に降りた露が陽の光を受けて白く光る様子がみられます。秋の到来を示す重要なサインです。
第四十四候 次候 鶺鴒鳴(せきれいなく)9月12日〜9月16日
セキレイが鳴き始めるころになります。セキレイはその高く鋭き鳴き声で知られ、特に秋の澄んだ空に響き渡る様子は、季節の移り変わりを感じさせます。
第四十五候 末候 玄鳥去(つばめさる)9月17日〜9月21日
春先にやってきたツバメが帰る頃になります。子育てを終えたツバメは、季節の移り変わりとともに温かい南の地域へ旅立っていきます。
行事・旬
◯重陽の節句
9月9日に祝われる節句。菊酒を飲んだり、栗ご飯を食べ無病息災や長寿を祝います。中国から伝わった行事で、平安時代に日本に伝わり貴族の宮中行事として取り入れられました。中国では、奇数は縁起の良い「陽の日」とされ、奇数の重なる日をお祝いの日としています。
◯中秋の名月
9月17日
旧暦8月15日の夜空にのぼる月のこと。
◯彼岸の入り
9月19日から9月25日
◯旬のあれこれ
秋刀魚/魚 南瓜/野菜 梨/果物 鶏頭/花